
バックテストも重要だけど、実際の取引結果であるフォワードテストはもっと重要

スプレッドとかでだいぶ変わるしね

ということでSideWinderパイセンのフォワードテスト結果を大公開じゃーい!

コピペでいばってる!?
要約
GoGoJungleのEA「SideWinder」を例として、フォワードテスト結果を確認します。また、スプレッドを振ったバックテストとフォワードテストを比較することで、バックテスト結果の妥当性をチェック。今回の例としてはスプレッド10、1銭で似たような結果になりました。
はじめに|フォワードテストが重要
MT4のEAでバックテストは超重要。なんですけど、実際の環境でどうだったか?っていうフォワードテストはもっと重要。相場急変でスプレッドが大きくなったり、買うつもりが買えなかったりするかららしい。
前回同様EA「SideWinder」を例として、GoGoJungleで公開されているフォワードテストをチェック、バックテストの結果と比較します。スプレッドの値を振るので、だいたいこんなもんなのかなー、ってイメージを掴む参考にしていただければ幸いです。
↓バックテストの記事。メインは結果を時間軸でグラフにする話です。
フォワードテストをチェック
公開されているテスト結果
自分で行えるバックテストと違って、フォワードテストは公開されているデータを確認することしかできません。使い始めた後なら自分の環境での実績としてチェックできますけど、当然使うかどうかの検討はできない。
事前チェックと言えばバックテストですけど、条件次第でいくらでも良く見せられるので注意が必要。なのでEAを選ぶ際にはフォワードテストがしっかり公表されているかどうかが大切なわけですね。もちろんGoGoJungleではしっかり公表されています。

GoGoJungleで公開されている「SideWinder」のフォワードテストは上記の通りです(2025/9/27の画像)。是非お付き合いしたい見事な加速的伸び具合。自動でlotsを増やしていってくれるのがありがたい。……最近ちょっと負けてますけど、なーに、勝負はここからですよ。
バックテストと比較
素晴らしいのはわかったとして、バックテストと比較してどうなのかってのが気になります。僕が使っているFX口座はFXTF、「SideWinder」が取引するUSD/JPYのスプレッドは原則0.2銭。それでも一部時間帯はスプレッドが跳ね上がりますし、相場急変時にも変わるしー。

グラフの「forward」が先ほどの公開データ。それ以外はスプレッドを振ったバックテスト結果です。「sp002」がスプレッド0.2銭ってことですな。今回の結果だと、フォワードテストに最も近いのは「sp010」、1銭です。
当然と言えば当然だけど、スプレッドを大きくするとどんどん利益が減る。「sp020」=2銭では超低空飛行です。FXTFの場合、各営業日午前8時~翌午前5時までの時間帯で0.2銭、それ以外は3.8銭なのであり得る数値なのですよ(前述のFXTF公式より)。
上記時間帯違いの他、「SideWinder」はブレイクアウト系なので相場急変の影響も受けていそう。相場が大きく動きブレイクアウトすればスプレッドが広がる、その結果フォワードテストと「sp010」が近いんじゃないですかね?
ここで気になるのが2024年末からの乖離ですよね。何があったのか知らないけど、それまで「sp010」に近かったフォワードテスト結果の成績が大きく向上しています。調べたんですけどよくわからない。FXTFのスプレッドが0.2銭になったのって2019年ですし。
いずれにせよ、バックテストとフォワードテストでだいたい傾向は一致している。フォワードテストデータがない2019年以前を知る参考として、バックテストを使うのはかなり妥当な気がします。スプレッドは変わってるのかもしれないけど、まあ多少の差はしょうがない。
おまけ
①フォワードテストデータ
GoGoJungleの「SideWinder」ページにはフォワードテスト結果が公開されています。もちろん他のEAも同様。カーソルを当てるとデータが出てくるわけですから、画像としてではなく数値が参照されているわけですよね。今回はこのデータを頂戴しました。

ソースからデータファイルを探したんですけど見当たらず、数値が直接書かれていて驚いた。色々な方法があるもんだって勉強になりました。ちなみにもともとの横軸の意味がよくわからなかったので推測で変換してます。
サイトとしてデータそのものをダウンロードできるようにしているわけではないので、詳細は割愛します。まあなんとなくわかるかと思いますけど。
②スプレッドを振ったバックテスト結果
せっかくテストしたんですから共有します。ケチな性分なもんでやったことは形に残しておきたいのですよ。




バックテスト結果は以前紹介した方法で横軸時間に直して、フォワードテスト結果ともども比較しました。並べてみるとスプレッドって積もり積もって残高に大きく影響するんだなーってあらためて実感。
まとめ
GoGoJungleのEA「SideWinder」を例として、フォワードテスト結果を確認しました。また、スプレッドを振ったバックテストとフォワードテストを比較することで、バックテスト結果の妥当性をチェック。今回の例としてはスプレッド10、1銭で似たような結果になりました。
↓最近「SideWinder」パイセンは不調。それを尻目にトライオートFXが暴れてます。
↓トライオートFXと同じリピート系ですけど、MATSUI FXは苦戦。
↓FXと同様、小型株集中投資に期待。……悔しい思い出満載ですけど。
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